はじまりは4年前
5月が終わる。
なんだか、月日が流れるのがとても早く感じる。
GWに思い出したのが、4年前の出来事。
ヨーガの聖地と言われるRishkeshへ初めて行った事。
インドに赴任してから約半年。
ちょうど習っていたヨガの先生が、ヨガリトリートを開催すると聞いて。
元々は日本からのツアーなのだけど、デリー在住者でも参加可能だというし、
先生のアテンドなら安心ということで。
結局、日本からのグループが諸事情によりキャンセルとなって、日本からは
男性一人、そしてデリーからワタシと同じ駐在妻と先生の4人、というコンパクトな
リトリートになったのだけど。
今、ワタシがヨガインストラクターとして活動しているのも、思い返せば
あのリシケシュで過ごした日から始まっているのだなぁ・・・と。
当時はヨガインストラクターを目指そうなんて思ってもいなくて、ただ単に
ヨガの本場を体験してもっと知りたい、という好奇心だけだった。
インドだから、ヒンドゥー教と密接に結びついていたのも興味深かったし、
マントラやキールタン、様々なタイプのヨガにも触れることができた。
上海に居た時に教わっていたヨガの先生が「インドへ修行に行って来ます!」
と嬉しそうに言っていたことを思い出したりなんかして、ワタシはヨガをする上で
とても恵まれた環境に居るんだなぁ・・・と気付かされた。
日本に帰って来て、ヨガスタジオやヨガ人口がものすごく増えたなぁと感心しつつ、
インドのヨガを取り巻く環境との違いにも戸惑ったりもする。
純粋にインドでヨガを楽しんだ頃と、あの、ゆったりまったりした環境が
妙に懐かしく思える今日この頃。